施術内容と方針
患者様あるいはご家族の方の体のどこかに痛みや不安を感じた場合 まずどこへ行けば良いかと考えると思いますが
この程度なら接骨院に行こうか・・・でも接骨院はレントゲン検査が出来ないしなー・・・と考えるのではないかと思います。
仮に私の家族に何かあれば同様に考えると思います。
そこで私の理想としては 接骨院に欠けている科学的診断及び検査は医療機関様にお願いしお医者様の正確な診断とご協力のもとに
接骨院の得意とする手間をかけた施術を行っていければ患者様にとりましても最良なのではないかと考えております。
基本的に以上のような考えのもとに大切な患者様を診させて頂きたいと思っておりますので以下の文面もお読み頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
治療内容の主体は電気治療 手技療法,固定及び装具療法(コルセット、サポータ、ギプスシーネ、包帯)骨盤矯正 鍼灸 テーピングの他いろいろありますが
なによりも安全性を第一に考えております。
当院では基本的には主に電気治療と手技療法,時には ゆるやかな痛みを伴わない骨盤矯正(矯正というと骨をボキボキ鳴らす方法と思われるかもしれませんが全く違います)等
を主体に治療を行っていますが、もちろん同じ痛みでも急性期と慢性期とでは治療の内容は全く違います。
痛みの急性期はまず一般的にRICE処置と言って(Rest安静Ice冷却Compression圧迫Elevation高挙)安静と時には冷却が必要です。
当院の治療も いきなり手技療法を行わない場合が多いでしょう。
ほとんどの場合アイシング 安静固定 微弱電流治療器 複合電気刺激治療器 超音波治療器等を使い急性期を乗り切ります。
急性期が過ぎたら徐々に温熱療法、手技療法、ゆるやかな骨盤矯正等の治療を行って参ります。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷等 強い外力による損傷に対しては、まず患部をよく観察し徒手テスト(骨折以外に靭帯損傷 筋腱損傷がないか診るのに必要)等を行い
必要に応じて当院に完備されてる超音波骨軟部組織観察装置で観察し
骨折・脱臼等の疑いがあれば応急処置を行い地域の医療機関様にレントゲン検査等をご依頼し もし骨折等が判明した場合
定期的にレントゲン検査等お医者様の御指導御協力を頂きながら当院にて治療させて頂きます。 もし手術的な治療等が必要であればより専門的な医療機関様にご依頼しております。
また最初のレントゲン検査で骨折がなくても臨床症状をよく観察しギプスシーネ固定を継続して頂き必要に応じて再度レントゲン検査を依頼することもあります。
長年の経験から 一口に骨折と言ってもいろいろなケースがあり数日数週間経って初めて骨折が判明することがあるからです。
当院ではそれらをふまえて慎重に治療を行って参ります。
その他の痛み機能障害につきましても よく観察させて頂き徒手テスト 超音波骨軟部組織観察装置等にて診させていただき
必要に応じて近隣の医療機関様のご協力を頂き患者様にとりまして最良の治療が出来るよう心がけております。
例えば何年も日常生活に不便を感じながらも我慢を続けていた変形性関節症(殆どの方が股関節もしくは膝関節ですが)当院にいらっしゃったとしましょう。
いままでにしてきた治療の内容をよくお聞きしまだ治療により改善の見込みがあるようでしたら当院で最善をつくします。
場合によって近隣の医療機関様の協力も得ながら治療させて頂きますが、もし限界にきているようでしたら
良く状態を説明させて頂き、専門医様にて人工関節等の手術的に治療することもお勧めします。
なぜなら やはり経験上いつまでも痛みのため生活の制限を受けて暮らしているより 一日でも長く痛みを忘れた生活を送って頂きたいからです。
もし私の肉親がそうだったら・・・・と考えたらそうすると思うからです。またそこまで医学は進歩してきていることが実感できるからです.